買ったけど一度も着ていない服・数回着ただけでほとんど登場させていないきれいな洋服は、捨てるのがもったいないですよね…
そしてなかなか手放せない。
店頭やネットで見て素敵!可愛い!と思ったはずなのに、なぜか着ないままに季節や年数が過ぎてしまってタンスの肥やしとなる服たち…
一度も着ていない洋服をメルカリなどで売ることで手放すという方法もありますが、売るほどでもなかったり、高かったものが思うような値段で売れるとも限らないし…
手放すハードルがどんどん上がって、クローゼットに溜まっていくぅ~
実は、買ったけど着てない服を捨てるかどうか悩んだ時は、自分に似合う服を知るチャンスなんです。
この記事では、買ったけど着ていない服を捨てる悩みを抱える人のために、手放すハードルを下げる5つの方法や、自分に似合う着る服だけを買うための解決策をご紹介します。
買ったけど一度も着てない服を捨てるのがもったいない!5つの理由
まずは、買ったけど着ない服を捨てることをもったいないと感じる理由を5つ、見ていきましょう。
理由①着心地が悪い・着る機会がない
買ったけど着ない服を捨てられないのは、着心地が悪くて着ていないということがあると思います。
着ていないので、状態が良いままに放置してしまう。
でも着心地が悪いので着たくない…
捨てるのはなんだかもったいないとなってしまうんですよね。
また、ここぞという時のためのワンピース…
ってそれどこに着ていくの?
「ここぞという時」って、日常生活にたくさんはないですよね。
理由②痩せたら着られるという思い込み
痩せたら素敵に着こなせるはず!と思うとなかなか捨てられないこともありますね。
でもサイズが入らない服が、スッキリ着こなせるほどに痩せる日ってなかなかこないです。
そして何より、痩せたらまた違う服が欲しくなるもの…
体型カバーができる、今の自分に似合う服を買う方が現実的!
理由③価格が高かった!
価格が高い服は、捨てにくいものです。
いつかのためのとっておき!と思って購入することも多いと思います。
前述しましたが、日常生活において、とっておきシチュエーションはなかなかやってきませんよね。
とっておきシチュエーションがあったときには、体型が変わっていたり、季節が違って着られなかったり…
価格が高かっただけに、買った時の印象が強かったりや思い出深かったり…
高かった服は、もったいなくて捨てられない!
理由④勢いで買ってしまった
誰かと一緒にお揃いで買ってしまったり、ネットショッピングでストレス発散に勢いまかせで買ってしまったり。
セールで最後の1点60%オフ!とかで勢いで買うこともあるあるです。
いざ着て見ようとすると…なんだか似合わない…着心地が悪い。
じっくり試着して買った服の方が、やっぱり長くたくさん着ますよね。
勢いで買った服ほど、着ないままにタンスの肥やしになってしまったりします。
ストレス発散で服を買うよりは、美容院やマッサージ、ネイルなどにお金を使う方が美しくなれます。
理由⑤似たような服が既にあった
自分の好みの服って、既にあるのに、別の機会に別のお店で似たようなものを選んでしまっていることもありませんか?
私も、黒いストレートパンツやデニムなど、試着までして、気に入って買って帰ってきて、似たようなものが自宅にあるということが多々あります…
どちらも気に入っているのであれば、洗い替えに交互に履いたりすれば良いんですよね。
似たような服は、なぜかどちらか一方ばっかり履いてしまう…
買ったばかりの新しい値札のついたまま放置される似たような服…。
「似たような服をつい買ってしまう自分」を意識して買い物したほうがよさそうです。
次の項目で「買ったけど着ない服」を捨てるためのハードルを下げる方法を見ていきましょう。
買ったけど一度も着てない服|捨てるハードルを下げる5つの方法
買ったけど一度も着てない服を捨てるハードルが高いのは、まだ状態が良く、きれいということが多いです。
ボロボロで穴が空いた状態の服だと、すぐに「捨てよう!」って決断できたりします。
買ったけど着ていない服は、捨てられる状態にしちゃうのが良いのではないでしょうか。
方法①思い切って一度着てみる
買ったけど着ない服は、とっておきにしておきたいという気持ちもあったりして、最初の1回がなかなか着ることができないものもあると思います。
でも、洋服というのは、自分の体型や流行もあるので、買った時が1番自分も若いはず。
着ていない服は、とにかく一度着てみる!
ご近所のスーパーでもうどん屋でもいいから、外出をしてみる!
着て出かけてみると、「似合わない、着心地が悪い」ということがわかります。
捨てるハードルが下がっていくかもね!
ノースリーブの服を真冬に着て出かけられないし、セーターを真夏に着ることもできません。
捨てたい服が今の季節に合わないと、外で着て試すことができないのが難点ですね…
その場合は、思い切って捨てる…と言いたいところですが、なかなか難しいところ。
次のシーズンまで置いておくのであれば
- すぐ着る服!として目立たせておく
- 季節が始まる前に売る
と決めておきましょう。
状態が良くてまだ捨てられない服の代わりに、古くなった洋服はきっぱり捨てちゃいましょう。
「着ていない服」ができないように、季節に合わせてさっさと着てしまうのがベスト!
買ったけど着ていない服を活用するために、とっておきの外出予定を作ったり、結婚式帰りのふりをしてスーパーに着て行ってしまうのものもありですね。
どうしても外出する勇気がなければ、とっておきの服や新しい服を「部屋着」にして何回か着てから捨てる!というのもありですね。
着ない服を世の中の人はどうしているのかと思って、Twitterの声を見てみると…
室内で着て、見せ合いっこをして納得して捨てるというのも良いですね!
旅先に持って行って、洗濯しないで捨ててしまうというのもありですね。
方法②期限を決めて売る
新しい服は古着に比べて、メルカリやヤフーオークションなどで売れやすいです。
商品タグがついている新品を安く手に入れられるのであれば買いたいと考える人はいるはずです。
ただ、自分なりに売るための期限を決めないといつまでも出品しなかったり、出品したとしても売れるまでずーっと家の中に残ってしまいます。
1~2週間くらいと期限を決めてしまうといいと思います。
また、冬に夏服を、夏に冬服を売るのは難しいので、季節が変わる前に行動しないといけませんね。
いろいろ、考えていると服減らすのが面倒になってきちゃう…
メルカリやオークションが面倒であれば、
- 宅配買取サービスを利用する
- リサイクルショップに持ち込む
- フリーマーケットに出店する
という方法もあります。
どれも一手間かかりますよね。
フリーマーケットはこのご時世、開催されるかどうかも不安定なので、面倒くさがり屋さんにはおすすめできません。
ブランド品であれば、宅配買取サービスはそれなりのお値段で買い取ってもらえます。
リサイクルショップも一度行ってしまうと、次回からも利用へのハードルは下がりそうです。
10,000円で購入した洋服が、「10円で買取です」と言われる可能性もありますが、それでも家にあるよりは、世の中で役立つ服となります。
方法③勉強代だと思って捨てる
似合わなくて着られない、外出するのさえ恥ずかしい気持ちになるような服…
売るのも、リサイクルショップに持ち込むのも面倒であれば、勉強代だったと考えて、思い切って捨てるのも一つの方法です。
自宅で一度着て、写真撮影をして捨てることで、記録として覚えておいて次回から同じ失敗を起こさないための勉強になるかもしれませんね。
方法④ 寄付や古着回収に出す・人にゆずる
買ったけど着ない洋服は、寄付をしたり、人にゆずることで生き返る場合もあります。
まとめて寄付
ワールドギフトという団体へ寄付するという方法があります。
※現時点では、税法上の寄付控除優遇措置はありません。
自宅で不用になったものでも、世界では喜んで使ってもらえることがあるんです。
■ 大掃除で出てきた日用品
https://world–gift.com/
■ 衣替えの時に出てきた長い間来ていない洋服
■ 子供の成長と共にサイズアウトしてしまったベビー服
■ 進学と共に使わなくなった文房具やランドセル
■ もったいなくて捨てられない物
日本ではゴミとして扱われたり、捨てられてしまう物でも、世界には喜んで使って頂ける人々がいます。
衣類(古着)や履物、文房具、ランドセル、おもちゃぬいぐるみ、台所用品や調理器具など、使用されている物で結構です。紙おむつや生理用品、動物用品など不衛生な状態でなければ開封済・残っている物で結構です。
いろいろなものが、罪悪感なく手放せそうですね!
発送方法は3つありますが、1番お値段が安い「郵便局集荷」という方法で、下記の費用がかかります。
1箱(140サイズ・30kg以下)あたり2,900円
日本から送られた不用品が活用されている様子を、Twitterやインスタグラムで見ることができるので、自分が送った荷物が活用されていることがわかるのはすごいですね!
不要な服を寄付をすることで、お金がかかるのが困るという場合には、ショップにある衣類回収ボックスを利用する方法もあります。
自社製品の回収
他社製品も含め回収
など、最近では色々なお店が設置している衣類回収ボックス。
次回のお買い物で使えるクーポンやオリジナルステッカーがもらえるなど、特典があるショップだと嬉しいですね。
人に譲る
人に譲る場合には相手のことを考えて、状態の良いものを譲るようにしましょう。
自分が不要だからと押し付けないようにゆずることがポイントです。
方法⑤リメイクする
袖を通していない服の生地は、新しい布です。
裁縫が得意であれば、布を買ったんだと思ってを着ない服をリメイクするという方法もありますね。
例えば、Tシャツを利用して、エコバッグを作ってみたり、大人の服を子供服にリメイクしてみたり。
自分の着ない服が子供用のズボンに生まれ変わるのは素晴らしいですね♪
作る時間がもったいないと感じたり、せっかく作ったから、捨てたくない!となりそうであればリメイクはあまりおすすめできません。
ハンドメイドを楽しめるならあり!
でもまたいつか捨てなきゃっていうハードルができちゃうよね。
買ったけど着ない服を捨てるのがもったいない理由を詳しく見ていきましょう。
買ったけど一度も着てない服|生み出さないための5つの解決策!
買ったけど着ない服を生み出さないようにするために、心がけたほうがいいことを5つまとめたいと思います。
解決策①試着をする
洋服は、100円で買うアイスクリームのような値段設定ではなく、新品だと安くても数千円します。
数千円ってパートやアルバイトの時給でもなかなか出ない金額ですよね。
1時間働いても洋服1枚買えないということは、お金を使う時、つまり洋服を買う時にも時間を掛けたいところです。
試着して時間を掛けて服を選ぶことが大事です。
じっくり選んだ洋服は、気に入って何度も着たくなりますよね。
試着して、着心地をしっかりチェックしましょう。
できれば、しゃがんだり座った時の着心地など、日常生活を想定したチェックをすると安心です。
オンラインで購入する場合には、自分に合わなかった場合には返品する覚悟で買うことも大切です。
返送料などがかかってしまいますが、洋服本体の値段に比べれば安い場合が多いですよね。
「サイズが合わない」「思ってた服と違う」など違和感を見逃さずに、諦めて買わない勇気も必要です。
試着や返品が面倒だなと思うことで買い物の頻度が落ちると、買ったけど着ない服を生み出す頻度も減らすことができます。
解決策②今、着たい服だけを買う
今、着たい!と思える服だけを購入しましょう。
言い換えると「買ったけど着ない服を捨てる」という困った状態を作らないためには、今着ない服を買わないことです。
30回以上着そうな服しか買わない!と決めてしまうのもありですよね。
夏服のセールで、超お買い得価格のトップスに出会ってしまったら、「来年の夏用に!」ともっともらしい理由をつけて買っちゃいたくなるあるある…
毎年流行も気分も体型も変わるので、「来年用」というのは危険です!
具体的な予定が実際に1ヶ月以内にあって、その時に着たい服を買うのはいいですよね。
ホテルで結婚式とか、同窓会とか、ママ友と高級ランチとか…
ただ、「とっておきのいつかのホテルランチのために」というあいまいな予定のために服を買わないようにしたいところです。
解決策③ブランドや値段で判断しない
ブランドや値段・「限定」という言葉に惑わされないようにしましょう。
値段が高いものはいいものと思い込んでしまって本当に自分に必要か?という視点を忘れがちです。
逆に、セールでお安くなっている服にも惑わされてはいけません。
アウトレットとかでも50,000円が8,000円と書かれていると、安い!って思ったりしますが、8,000円の服ってファストファッションだと絶対手を出さない金額ですよね。
また、ファストファッションで安いからと簡単に財布の紐をゆるめるのも禁物です。
ファストファッションのジーユーやユニクロだと、アプリにある購入履歴の値段の合計金額を計算してみると怖いことになったり…
解決策 ④冷静に似合う服を選ぶ
買ったけど着ていない服を捨てることで悩んだ時は、着ていない服の傾向を把握するチャンス!
着ない服を集めて写真に撮っておきましょう。
ショッピングの時は、「お店で試着するとスタイルよく見える」を頭に置いて、冷静に買うかどうかを判断したいところです。
思い切って、有料であっても骨格診断やパーソナルカラー診断などを利用するというのも今後無駄な服を購入してしまうよりは、自分にとって役に立つ投資となります。
洋服レンタルサービスでは、似合う洋服を選んでくれるサービスもあるので一度利用してみるのもいいかもしれません。
解決策 ⑤把握できる量の服を持つ
買ったけど着ない服を捨てる苦しみを味わわないためには、洋服を過剰に購入しすぎないことが重要です。
洋服を保管するスペースにもお金を払っているという意識を常に持ちましょう。
お買い物って楽しいですよね。
ついついあれもこれもあれば楽しく暮らせそうって思ってしまうものです。
自分が持っている洋服減らすためには、お買い物に行かない、ネットショッピングをしないのが1番です。
把握できる量の服を持つという意識が大切ですね。
まとめ!買ったけど一度も着てない服を捨てるのはもったいない?
買ったけど着ない服を捨てる苦しみにいるあなたのために、手放すハードルを下げる5つの方法を見てきました。
無駄に買わないこと、思い切って捨てることは重要です。
自宅のクローゼットはパンパンで服がいっぱいあるのに、「今、着たい服がない」「自分に似合う服がない」という悩みがあるとついつい買ってしまいます。
一度服を買ってしまうと自分のものとなって「捨てる」「手放す」という戦いがついてまわるのが苦しいところです。
洋服レンタルサービスを使って、服を買わずにおしゃれを楽しみながら「捨てる」という悩みから解放されるのか試しています。