服は何年で捨てるべきなのでしょうか?
一般的には3年前後と言われています。
食品のように、服には賞味期限が書かれていません。
一体何年着たら寿命なのか、何回くらい着たらが捨てどきなのか迷ってしまって、なかなか捨てられませんよね。
私自身、3年の間何回も着て捨てる服もあれば、夏服はワンシーズンで捨てる服もあります。
片付け本などでは、1年着なかった服は捨てた方がいいとよく書かれていますね。
この記事では服は何年で捨てるべきなのか、服の寿命や、何回くらい着たら捨てどきなのか調べてまとめました。
服は3年で捨てるべき!?寿命年数はアイテムによって違う!
洋服は1年着なかったら捨てるとか、3年で捨てるべきという情報もありますが、寿命年数は、アイテムや着用頻度、服の素材やタイプによっても異なります。
一般的な洋服の寿命年数を調べてみたところ、次の通りでした。
服の種類 | 年数 |
---|---|
ウールコート | 5年 |
ダウンコート | 3~4年 |
ジャケット | 3年 |
ニット | 2~3年 |
シャツ | 2年 |
デニムパンツ | 2年 |
Tシャツ | 2年 |
スウェット | 2年 |
ブラジャー | 1年 |
タイツ | 1年 |
くつ下 | 1年 |
機能性インナー | 1~2年 |
https://8760.news-postseven.com/
ハイブランドで生地や縫製が丈夫なものは、寿命が長く、逆に、ファストファッションなどのプチプラ服であれば、寿命は短くなる傾向にあります。
生地の薄いトップスや、動きや擦れる機会の多いボトムスに比べるとアウターは寿命が長めですね。
実際のところは、服の寿命年数としてはまだまだ大丈夫、着られるはずという服でも捨てたくなるときもあります。
5年以上クローゼットに居座っているのに、なんだか捨てられない洋服もあります。
次の項目では、服は何回着たら捨てどきなのかを見極める方法を考えていきたいと思います。
服は何回着たら寿命・捨てどき?
服は何回着たら寿命なのでしょうか?
「服を買うなら捨てなさい」の著者・地曳いく子さんは、3千円の服でも1回しか着ないのであれば、10回着る3万円の服の方がコスパが良いと語っています。
コスパは「着る回数」が大事。賢いコスパアイテムの選び方は、旬なデザインやプライスに加えて、週に何度着られるかが鍵になります。3千円の服でも1回しか着なければ、10回着る3万円の服のほうが断然コスパは上!
https://prtimes.jp/
確かに買った服を楽しんで10回以上着られたら、満足ですよね!
また、環境保護活動を行うリヴイア・ファースさんは、30回着る服だけを買おう!と提唱しています。
コリン・ファース夫人でEco Age(ブランドにサステナブル認証を与える会社)の創立者リヴィア・ファースは、絶対に着るアイテムだけを買うよう勧める#30Wearsキャンペーンをスタートした。「何か買うたびに、常に『これ、最低30回は着るかしら?』と自分に聞くこと。もし、答えがイエスなら、購入。ノーと思うことが多いことに驚くはず」と、リヴィア。
https://www.harpersbazaar.com
実際に、日本の女性が30回も同じ服を着ることってあるのでしょうか?
私自身は、何回着たら寿命かという判断はかなり難しいと感じますが、10回~30回くらい着たら捨てどき・手放し時と判断できるかもしれませんね。
それでは、服の捨てどきは、どのように見極めるべきなのか考えていきましょう。
服の捨てどきは賞味期限で見極めよう
食品にははっきりと記載されている賞味期限や消費期限。
服には記載されていませんよね。
服にも賞味期限や消費期限や寿命があると考えて、捨てどきを見極めましょう。
服の賞味期限で捨てる
服の賞味期限とは服を楽しめる期限、着たい!と思える期限のことだと言えます。
- 気分が上がる服は賞味期限内
- 気分が落ちる服は賞味期限切れ
- 出かける前に避けてしまう服は賞味期限切れ
- トレンド服の賞味期限は短い
- プチプラ服の賞味期限は短い
前述の「服を買うなら捨てなさい」の著者・地曳いく子さんも、雑誌のインタビューで「おうち美術館は必要ない」と語っています。
「令和を迎えた今は、量よりも質よりも、似合うものを着る、鮮度が大切だと思います。一生もののつもりで買ったアイテムを、時々出してうっとり眺めるなんて美術館じゃあるまいし、保管場所を家賃に換算したらぞっとしますよ(笑い)。高いものを買っても使い倒せばいい買い物をしたと言えますが、見ているだけなら値のつくうちにさっさと処分し、おいしいランチをした方が幸せではないですか」
https://8760.news-postseven.com/43663
眺めるだけの服は必要ないですね!
着て、仕事や活動ができる服こそ必要な服です。
あまり着てない服は、気に入っていないから、避けているので賞味期限切れ、手放す対象となります。
デザインが気に入って買ったものの、着ていない服は、実際に鏡の前で着てみましょう。
鏡の前で1人ファッションショーをしてみると、体型をぜんぜんカバーできていなかったり、避けている理由が明確になりますね。
着ることで、服の賞味期限切れを感じることが大切です。
それでは、消費期限とはどういうことなのか次の項目で見ていきましょう。
服の消費期限で捨てる
服の消費期限というのは、食べ物であれば食べてはいけない…服であれば着てはいけないものということになりますね。
服の消費期限が切れた服とは…
- シミや汚れ、破れや穴など損傷がある服
- 体型の変化によりサイズアウトした服
- 見た目がくたびれた服
シミや穴が空いていたり、ボタンがとれていても、しみ抜きをしたり、ボタンを縫い付けたりと修繕する気持ちがある服はまだ消費期限ではないです。
ほころびがあって、クローゼットの奥に押し込んでしまうような服は、やっぱり消費期限が過ぎていると言えそうです。
着てない服には、着ていない理由があるんですよね。
それでは、服の賞味期限や消費期限、寿命を長くするコツにはどんなものがあるのが、次の項目で見ていきましょう。
服の寿命を長くする7つのコツ
服の寿命を長くする7つのコツは次の通りです。
- 数着をローテーションして着る感覚をあける
- 色あせ防止のために日陰で干す
- トレンド服を避ける
- 防虫防湿対策する
- お気に入りの服だけ買う
- アウターなどは着用後にブラッシングをする
- おしゃれ着は帰ったらすぐに着替える
流行に流されず、自分のお気に入りの服を買うことが重要です。
また、服を大切にしようという気持ちでお手入れやローテーションをこまめに行うことで服を長く楽しむことができますね。
服を捨てると運気があがる根拠とは!?
服を捨てると運気があがると言われている根拠は何なのでしょうか?
風水では、使っていないモノを貯め込むことは、「古い運気を貯め込むこと」と考える。
どんなにラッキーカラーやラッキーグッズを取り入れても、不要品=古い運気が邪魔をして、開運パワーがちっとも効かないんだよ。
https://www.o-uccino.jp/article/posts/79835
風水では、「不要品=古い運気」
古い運気は開運を邪魔するという考え方なのですね!
他にも風水関連でいろいろと調べてみると…
- 古い服を捨てると新しい運気が入ってくる。
- 汚れは陰
- 新しい運気を呼び込む空間づくり
- 出会い運にも影響する
と言った考え方がありました。
好きでもない古い服を抱え込んでいると新しい風が通らず運気も下がるということです。
たしかに、古いもので気分が上がらないのであれば捨ててしまって新しいものでワクワクしている人になりたいです。
ワクワクときめいている自分の方が良い出会いもあるのでは?と思いますよね。
まとめ!服は何年で捨てるべきなのか
服は、何年で捨てるべきなのか、服の寿命や捨てどきについて考えてきました。
服を捨てることで新しい運気を呼びこめると考えれば、断捨離も進みそうですよね。
ただ、冠婚葬祭や必要な服はとっておいても大丈夫です。
また、服を購入するときには、本当に気に入ったものだけと決めることで無駄に増やさないことが大切ですね!
私自身、ワンシーズン着なければ「どうして着なかったか」を考える癖をつけたいと思います。